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kapocのある風景を訪ねて

ハンモックとkapoc

ハンモックとkapoc ハンモックとkapoc

みなさんはリフレクソロジーってご存知ですか?
なんとなく耳にしたことはあるけど・・・実際にはよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

英語で書くと”reflex”と”-ology”=反射療法。
手の平や足の裏の特定部位を押すと、身体の別の部位に反射的に変化をもたらし、疲労改善などをはかる代替療法のことです。セラピストであるやまだももこさんは、そのリフレクソロジーをさらに進化させた「ハンモックリフレ」の第一人者である菊川太氏に師事し、2020年、qumocとして独立起業しました。

qumocは、千葉県にある自宅の一部をリラクゼーションルームとして解放しつつ、各方面のイベントに出向いては、その場を快適な空間にしつらえ、お客様に施術をしています。
今回は、美容室hug-salonで行われたイベントhug-mocにお邪魔してきました。

hug-salonさんは、高い天井の広々とした空間が心地よい人気のサロン。
毎月お店のお休みを使ってお買い物&リラクゼーションイベントを開催していて、この日も多くの常連さんで賑わっていました。qumocのももこさんはこの広い空間の一角に、菊川氏が開発したリフレ専用のハンモックを設置し、リフレクソロジーを行います。窓からの柔らかな自然光と程よい暗さの店内に、ほのかに香るアロマ。
お客様を迎える準備は万端です。

「師匠の菊川さんが考案したのは、まずはハンモックに身を委ね、重力から解放され究極のリラックスを味わった上で、施術を受けてもらうということ。ほのかに揺れるこの気持ちよさは他では得ることはできないんです。」

脚はあぐら状に折りたたみ、柔らかな抱き枕をかかえ、頭の角度も数センチ単位で適切な位置に調節してもらい、そして横たわる。。
まずここで「お~~~」とその異次元の心地よさに思わず声が漏れてしまいます。

「普通のハンモックは全身を横たえるベッドタイプなので、足の裏しか施術できない。でも菊川さんは頭やお顔、手のひらもやるために、専用のハンモックを開発したんです。彼はこれを”魔法の椅子”と呼んでいます。」
最近では、美容室でもヘッドスパなどのメニューを取り入れるほど、頭のケアは注目されています。
頭、こめかみ、目元まわりは、自分でやるより誰かの手でやってもらった方が断然気持ちいいのは、もうみなさんお分かりですよね。

「kapocをインスタで見た時、これは!って思いました。なぜなら施術の時に使えるのは、袖口がリブになっている洋服。袖の上げ下げがどうしても頻繁だから。なので私、自称リブ服マニアなんです。笑」
ももこさんがkapocを購入してくれた時のことをよく覚えています。
販売イベントに来てくれて、いくつもあれこれ試着して悩んだ末に、このkapoc SACKを選んでくれました。

「菊川さんのところで受講卒業して、現在活動をしているセラピストは9名ほどいます。今受講している方の一人は大阪の方。関東だけじゃなくて全国に広がるといいですね。みなさんのお近くにもいらっしゃるかもしれませんよ。」

「私もまだまだ未熟なので、いまだに菊川さんのところで毎月復習会を受けているんです。人間の身体って奥が深いですからね。私はだいたい毎月6~7回イベントを開いていて、それ以外にも自宅でも受け付けています。落ち着かない日々が続きますが、こんな時だから、ほんの少しでも頭と身体のお休みをみなさんにしてほしいんです。」

私もこの日、ハンモックの上で施術を受けながら、珍しい距離感での取材となりました。
いろんな職種の方々、いろんな使われ方、kapocももっともっと全国に広がりますように。

(2021年5月28日 取材:渡邉)

“ハンモックリフレ qumoc”

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